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あつまれどうぶつの森YouTube実況で美術館の魅力を学ぶ

今回は美術作品について学びます

こんにちは!ためになるYouTubeまとめブログ管理人のゆーくんです。

任天堂スイッチ人気ゲーム「あつまれどうぶつの森」では作中に本格的な美術館が登場します。今回はプロの国立美術館の研究員が解説する特殊なゲーム実況YouTubeをご紹介します。

楽しく学べて、ためになる芸術の知識が盛りだくさん。それでは早速確認しましょう!

プロ飼育員によるガチ水族館解説紹介記事はコチラ↓

あつまれどうぶつの森YouTube実況で水族館の魅力を学ぶ

教育系Youtuber?YouTubeチャンネル紹介

 

【プロの視点】国立美術館の主任研究員と『あつ森』博物館めぐりしてみた #01 出典:ゲームさんぽ /ライブドアニュース

【意外な事実】『あつ森』で学ぶアートの世界の裏側 国立美術館の主任研究員に聞く#02 出典:ゲームさんぽ /ライブドアニュース

【プロはここが気になる】国立美術館の学芸員が感じた『あつ森』博物館の違和感 #03 出典:ゲームさんぽ /ライブドアニュース

YouTubeチャンネル詳細
  • 【引用/出典】ゲームさんぽ /ライブドアニュース
  • 【チャンネル概要】ライブドアニュースが運営するYouTubeアカウント。 ゲーム実況企画「〇〇のプロと行く ゲームさんぽ by ライブドアニュース」ほか、インタビュー動画、ニュース動画などを配信しています。 ▼Webサイトはこちら http://www.livedoor.com/

ライブドアが運営するゲームにまつわる企画が盛りだくさんのチャンネル。その中でも今回紹介する実況動画は大人気です。

YouTube関連商品について

  • 無人島ではじまる、新生活。
  • 現実と同じ時間が流れる世界で、自由気ままな毎日を過ごす「どうぶつの森」シリーズ。
  • 釣りやムシとり、ガーデニングなどアウトドアな遊びから、お部屋づくり・ファッションまで様々な趣味を、1年を通してお楽しみいただけます。

西洋の名画を楽しむための見方や、
おおまかな西洋美術史の流れがわかる西洋絵画の入門書。
古代、ルネサンス、バロックから現代美術のはじまりまで、
時代別に代表的な画家と作品をマンガ+解説文で丁寧に紹介します。

【1作目】 西洋絵画の変遷をたどる
西洋美術史年表/西洋美術の誕生/「古典」の完成/模倣から内面の表現へ/何をどう描いても自由な時代

【2作目】 時代の名画を観る
●絵画の起源
『ポンペイ壁画 ディオニュソスの秘儀』『ナイルモザイク』『テオドラと従者たち』「ケルズ書」より『キリストのモノグラム』『栄光のキリスト』『美しき絵ガラスの聖母』 ほか

●ルネサンス
マザッチョ『貢の銭』/ピエロ『キリストの笞打ち』/マンテーニャ『美徳の勝利』/ボッティチェリ『ヴィーナスの誕生』/ダ・ヴィンチ『モナ・リザ』/ラファエロ『小椅子の聖母』/ミケランジェロ『アダムの創造』 ほか

●北方ルネサンス
ヤン・ファン・アイク『アルノルフィーニ夫妻の肖像』/ファン・デル・ウェイデン『十字架降架』/ボス『快楽の園』/ブリューゲル(父)『雪中の狩人』/デューラー『自画像』

●マニエリスム
ブロンズィーノ『愛の寓意』/パルミジャニーノ『首の長い聖母』ティントレット『最後の晩餐』/エル・グレゴ『オルガス伯の埋葬』

●バロック
カラッチ『バッカスとアリアドネの凱旋』/カラヴァッジョ『聖マタイの召命』/スルバラン『聖ペドロ・ノラスコの幻視』/ベラスケス『ラス・メニーナス』/プッサン『アルカディアの牧人たち』/クラード・ロラン『シバの女王の乗船』/ルーベンス『十字架降架』/ヴァン・ダイク『狩場のチャールズ一1世』/レンブラント『夜警察』/フェルメール『牛乳を注ぐ女』ほか

●ロココ
ヴァトー『シテール島の巡礼』/フラゴナール『ぶらんこ』/シャルダン『パイプと水差し』

●新古典主義・ロマン主義
ダヴィット『ホラティウスの近い』/アングル『グランド・オダリスク』/ゴヤ『1808年5月3日』/ゴヤ 版画集『戦争の惨禍』/ドラクロワ『民衆を導く自由の女神』/ターナー『吹雪』

●写実主義
クールベ『画家のアトリエ』/ミレー『落穂拾い』/マネ『草上の昼食』

●印象派
モネ『睡蓮』/ドガ『バレエのレッスン』/ルノワール『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』 ほか

●ポスト印象派
セザンヌ『リンゴとオレンジのある静物』/ゴーガン『かぐわしき台地』/ゴッホ『ひまわり』/スーラ『グランド・ジャット島 日曜の午後』ほか

●象徴主義・世紀末美術
モロー『出現』/ロセッティ『プロセルピーナ』/クリムト『接吻』/ムンク『叫び』

●現代美術のはじまり
マティス『ダンス』/ピカソ『アヴィニョンの女』/ミロ『楽園』/カンディンスキー『コンポジションVIII』

【3作目】 西洋絵画をもっと楽しむコツ
絵画の機能と役割/絵画のディスプレイレイと観客/絵画の裏側/日本の美術館

あつ森実況YouTubeで美術館を楽しもう

それでは動画内容の紹介をはじめます。今回はガチ美術館のプロ

  • 国立西洋術館主任
  • 国立近代美術館主任

のお二方がタッグを組み「あつまれどうぶつの森」プレイ動画に突っ込みを入れていきます。

果たしてどんな解説が飛び出すのか。めちゃくちゃ面白い企画ですよね。

学芸員とは

  • 美術館の裏仕事を担当している
  • 美術品集め、保管、管理、展示などを行う仕事
  • 期間限定の展覧会を開く場合は海外美術館に貸し出しの交渉も行う
  • 展覧会開催後はイベントの成果を記録する

ゆーくん

少しでも作品が良く見え、お客様が感動して貰えるよう、努力を続ける学芸員という仕事。余り知られていない職業ですがとても魅力的ですよね

あつ森実況YouTubeで学ぶ美術館の解説について

  • 多くの美術館では、作品の解説が添えられている
  • 基本情報はネットで検索すれば見つかる
  • 美術館では学芸員が作品を見てほしいポイントなどを主観で解説している
  • そこにはネットでは見つからない情報がある
  • こうしたメッセージに注目して見ると面白さが増す
  • なぜそこに飾っているのか、の意図を考察することも楽しみの一つである
  • 綺麗な色をキレイだ、では終わらせず、この時代にこの色を使うという事は珍しいんです、のような解説を入れる事を心がけている
  • 色に注目、形に注目など注目ポイントも人によって様々なであり、どれが正解という事も無い

あつ森実況YouTubeで学ぶ絵画の展示方法

  • この美術館の絵画コーナーは一番右にボッティチェリ/ヴィーナスがある
  • この作品群でもっとも古い作品はヴィーナス、約15世紀の作品
  • そこから順番に時代が進むイメージにいなっている
  • 次にレオナルドダヴィンチの作品が3点
  • その左にブリューゲルと一番左にアルチンボルドが続く
  • 壁が中央だけ凹んでいるがこの凹みは一番目立たせたい作品を飾る為にある
  • 美術館の展示手法としてよくあるパターンだがその真ん中にダヴィンチの作品を3連張りしているのが面白い
  • 本来は中央に一作品だけ配置する
  • ルーブル美術館では巨大な壁にモナリザ一点だけを配置している

ちなみにど真ん中に展示されている超有名な人体の絵は「ウィトルウィウス的人体図」と言います。

興味がある方は個別記事をチェック↓

美術系Youtuberいとはるから学ぶ「レオナルドダヴィンチのウィトルウィウス的人体図」

あつ森実況YouTubeで学ぶルネサンス期の巨匠

  • ルネサンス期の絵画の巨匠を飾るのであればダヴィンチに加え「ミケランジェロ」「ラファエロ」を取り上げるべき
  • ダヴィンチは万能人であった為大砲の図面を描いたり旅に出たりしている
  • これだけの絵画作品が並んでいるのであればぜひラファエロかミケランジェロの作品を並べてほしい
  • 野菜で顔を作ったアルチンボルドも素晴らしいが後世に与えた影響は少ない、追随するものが少なかった

あつ森実況YouTubeで学ぶ日本絵画

  • 近代日本芸術の展示は無い
  • 一番古いのは土偶、そこから江戸時代に飛んでしまう
  • 桃山時代の絵画は素晴らしいのでぜひ展示に加えて頂きたい
  • 特に桃山絵画で国宝である「檜図屏風」はここに並んでいてもおかしくない
  • 見返り美人図の解説で当時のイケテルファッションに身を包んだエモーショナルな女性の絵という表現は面白い
  • 本来美人はバストアップ正面で描きたい
  • 帯や、結んだ髪などオシャレな一面も見せている訳で、そこには作者の意図を感じる
  • その点を踏まえイケイケファッションとくくるのは興味深い

あつ森実況YouTubeで学ぶ作品名の豆知識

  • 西洋の伝統的絵画は作者がタイトルを付けない事が多い
  • タイトルではなく「主題」を持っている作品が多い
  • 主題とは「ヴィーナスが海から出た瞬間を描く」のように描くべき内容が固まっている事を指す
  • 更に当時は受注生産が基本で、このような作品を描いてほしいと依頼されている
  • 肖像画はその描いた人物名が作品名となる
  • よって作品名というものは存在せず、誰かが付けた「あだ名」が作品名になっていることも多い
  • 有名なフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」もタイトルではない
  • 昔は「青いターバンの少女」と呼ばれていた
  • 日本の近代絵画も展覧会に出す時は簡単な題目で提出し、依頼もとに渡す時に箱書きとして正式名を付ける事がある
  • よってタイトルは無かったり、変更になったり色々なパターンがある
  • 下村観山の屏風で最初のタイトルが「花とカラス」そこから「日盛りの唐茄子畑」更に「南京畑」に変わった作品がある
  • 作者がタイトルによる先入観を持って欲しくない場合はあえて「無題」と付ける場合もある

あつ森実況YouTubeで学ぶゴヤの作品

  • 着衣のマハ、裸体のマハという同じポーズをして着衣と裸体の種類を描いた作品がある
  • 有名なのは裸体の方
  • 所蔵元であるプラド美術館が着衣の絵画は貸してくれるが裸体は中々貸し出してくれない
  • ゴヤはスペインの画家でカトリックの国であったため宗教的理由で裸体を描くことが難しかった
  • 王族や貴族が隠された小部屋でこっそりと裸体画を楽しんでいた
  • 裸体を隠す為、着衣画を上に重ねて展示していたのではないかと言われている
  • とても大切なものはたまにしか見せない、という文化は西洋にも東洋にも存在する
  • フランダースの犬、お寺の秘仏などがこの発想に近い

あつ森実況YouTubeで学ぶ日本美術の展示法

  • 美術館ではハイケースと呼ばれるガラスやアクリルのケースに作品を展示することがある
  • 土偶や陶芸品などは台の上に置き、更に地震対策で固定するなどの処理が必要
  • 屏風は立体的でインパクトが強いのですぐ隣に掛け軸など平面的な作品を置くと魅力が伝わらないの距離を開ける必要がある
  • 掛け軸は背面を見ても何もないので通常は後ろにパネルを置くなどする
  • 版画はアクリル越しでは遠すぎて良く見えないことがあるので額に入れて壁面展示とする場合もある
  • このように両面ガラス張り展示に適しているのは前後左右から見て楽しい物、陶芸品民芸品がオススメ。掛け軸には適していない
  • 掛け軸は軸箱と呼ばれる箱で保管する。この箱には作者のサインだけではなく、いつ誰がこの作品を見たら、のような来歴が残っていたり非常に面白い

あつ森実況YouTubeで学ぶ絵画の額縁について

  • 展示には額縁にもこだわる
  • 絵画とセットになっていることもあれば美術館側で額を用意する場合もある
  • セットの場合は、館内で統一感は出せない。作品ごとにバラバラになる
  • あつ森美術館は統一されているので館で意思をもって揃えていることが予想できる
  • 通常はその時代や地域を鑑みて、最も適切と思われる額縁を合わせていく
  • いわゆる金ピカで豪華な額は18世紀以降のフランスで用いられることが多い
  • 元々絵画は貴族のコレクションでインテリアの一部だった。
  • 彼らは部屋の雰囲気にあうように額縁を変えており、その作品を受け継いだ美術館はその額縁のまま展示する事もある

YouTube STUDY POINT!!

本記事の話題に登場した歴史的美術作品をピックアップしました。

ボッティチェリ/ヴィーナス

出典:ウィキペディア

レオナルドダヴィンチ/モナリザ

出典:ウィキペディア

ピーテル・ブリューゲル/雪中の狩人

出典:ウィキペディア

ジュゼッペ・アルチンボルド/夏

出典:ウィキペディア

菱川師宣/見返り美人図

 

出典:ウィキペディア

レンブラント・ファン・レイン/夜景

出典:ウィキペディア

フランシスコ・デ・ゴヤ/着衣のマハ

出典:ウィキペディア

フランシスコ・デ・ゴヤ/裸のマハ

出典:ウィキペディア

【教育系Youtuber?】あつ森実況動画から美術館の楽しみ方を学ぶ まとめ

今回は「あつまれどうぶつの森」を用いて

  • 西洋絵画
  • 日本絵画

の魅力や、美術館の楽しみ方について解説致しました。またこれだけは覚えておきたい歴史的価値のある美術作品をご紹介しました。

何となく知っている絵画もこうして、作品の背景などを学ぶことによって感じるものが変わります。

YouTube×ゲームという親しみやすい題材で教養が身につくこのシリーズはまさにYouTubeでStudy!私が望んでいた内容で嬉しくなりました。

ゲームさんぽ /ライブドアニュースチャンネルでは、他にもプロ水族館員や建築士の目から見た「あつ森」を解説する動画も投稿されています。

そちらもまた機会があればご紹介致します。これからも楽しく教養を身に着けていきましょう。

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それではまた。