【姉妹サイト】TikTokerまとめブログはコチラ

【書籍解説】話題の漫画「チェンソーマン」の魅力をYouTuberから学ぶ

今回は話題の漫画「チェンソーマン」について学びます

こんにちは!ためになるYouTubeまとめブログ管理人のゆーくんです。

ワンピース、鬼滅の刃、呪術廻戦に次いで今人気急上昇中の漫画、それが「チェンソーマン」です。本作では漫画史を揺るがす画期的な表現が多数盛り込まれておりSNSでは考察が溢れるなど盛り上がりを見せています。

今回はサブカルに詳しいYouTuberの解説を元にチェンソーマンの魅力をたっぷりお届けします。MANGA IS 日本の宝!

サブカル特化型YouTuberを紹介

超人気作品『チェンソーマン』が面白い理由3選【徹底解説】 出典:おませちゃんブラザーズ

 

【チェンソーマン】漫画評論家が「漫画史に残る表現」と絶賛した名シーン【徹底解説】 出典:おませちゃんブラザーズ

YouTubeチャンネル詳細
  • 【引用/出典】おませちゃんブラザーズ
  • 【チャンネル概要】ポップカルチャーを扱うYouTubeチャンネル。 映画、音楽、漫画、テレビ、ゲームのちょっとおませな情報をお届け! 脱サラしたアラサーのゆるい3人がお届けします。 ご連絡先はこちら omasebros@gmail.com

ゲーム、漫画、アニメ、ロックバンドなどサブカル好きにはたまらないチャンネルです。プレゼン発表者の熱量も高く、とても楽しいチャンネルです。

YouTube関連商品について

 

Amazonレビューでも高評価の嵐!一部レビューを抜粋しました。

レビュー①
ジャンプ本誌で第1話から読んでいますが、今の少年ジャンプでぶっちぎりで面白いです。

藤本先生の作品がジャンプ本誌で連載されると聞いて驚いたファンの方も多いはずです。
それ程前作や読み切りが、ジャンプのメイン読者層が好みそうな漫画からかけ離れていました。しかし、蓋を開けてみたらしっかりジャンプ向けにチューニングされていました。
1話を読めば主人公の本質は、帯に書いてある「ど底辺血みどろ電鋸悪魔」ではなく最悪な環境に置かれても投げやりにならないまっすぐな心の持ち主であると分かります。どこか自分達の近くに感じられるこの主人公が幸せになれることを願わずにはいられません。
単行本派の人は、こいつ結局低俗な目標しか持たないしそんな言うほど応援したいか?と思うかもしれませんが、そんな方にこそ10話を読んで欲しいです。(次巻ですみません)
自分はジャンプに掲載された12話まで読みましたが、仮に来週打ち切られたとしても自分はこの作品をずっと覚えてると思います。

レビュー②
一話から凄まじい完成度です。
主人公の悲惨な境遇から、親友との友情。ホロリと来る展開から一転、主人公が「チェンソーマン」として覚醒する爽快さ。
たった数十ページの紙に、心が揺さぶられます。
続く二話からですが、普通の漫画なら世界観の説明だったりが始まるところです。しかしこの漫画は違う。
主人公の掘り下げが始まります。ここが熱いところです。
ジャンプで連載している漫画の主人公たちは、ワンピースを見つけるだとか、火影になるだとか、大きな夢を抱いています。
しかし悲惨な境遇に身を置いていた今作の主人公は、そんな偉大な夢は見つけられません。
食や性などの、普通の人間なら誰しもが持っている欲望のために戦います。
だからこそ共感できて、愛おしく思えるのです。
世界に一つだけなら、こういう作品があってもいい。
そう思える傑作です。

ポチタ可愛いっすね。

レビュー③
私は、キャラに愛着が湧く漫画は
名作だと考えています。

その点において、この漫画は完璧です。

主人公のデンジは教養のない馬鹿なのですが、見ていてイライラするような馬鹿ではありません。むしろ、こいつ馬鹿だな〜wと笑いながら見守ることの出来るタイプ。根っこは間違いなく『良い奴』で、応援したくなる『愛すべきバカ』です。

ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、他の登場人物達もとにかく魅力的で、使い捨てのキャラが殆どいません。

ド迫力の戦闘シーンは勿論最高なのですが、この漫画は本当に何気無い会話シーンの台詞回しが上手く、心情描写が素晴らしいです。ストーリーの進行は結構ゆっくりなのに退屈感を全く感じません。

世界観の説明が最低限で、
無駄な解説が少ない点もGood。

また、藤本タツキ先生の前作
『ファイアパンチ』と比べてみると、
本作は少年誌ということもあってか、
かなり親切に読者への配慮がなされており、
格段に読みやすくなっています。

ファイアパンチは人によって
好みがハッキリと別れる漫画でしたが、
本作は誰にでも自信を持って
勧めることができます。オススメです!

書籍解説「チェンソーマン」あらすじ

チェンソーマンの概要

  • 週刊少年ジャンプにて2019年1号から連載スタート
  • 作者藤本タツキは1992年、2021年時点で28歳
  • 主人公は全身がチェンソーの男
  • ダークヒーロー系漫画に属する
  • 主人公「デンジ」はチェンソーマンに変身出来る能力に目覚め、この世の悪魔をなぎ倒していくストーリー
  • デンジは自分の臓器を売るくらいの貧乏人
  • 将来の夢や大きな目標は無い
  • 父親から借金を背負わされ、悪魔狩りでお金を稼いでいた
  • ある日地元のヤクザと悪魔に殺されてしまう
  • 死の直前、仲の良かったチェンソーの悪魔と合体し蘇る
  • デンジはマキマと呼ばれる人物に拾われ公安デビルハンターとして働く

ゆーくん

主人公の設定がこれまでの漫画と一味違いますよね。個人的には初めてエヴァンゲリオンの主人公碇シンジを見た時並みの衝撃です。明るく元気で夢に向かう、これが主人公の定番ですが最近は多種多様な描き方が増えましたね

書籍解説「チェンソーマン」が面白い3つの理由とは

チェンソーマンの面白ポイント①「画期的な強さのバロメーター」

  • バトル漫画において「戦闘力」の表現方法はとても重要
  • 懸賞金や戦闘力など「数字」で表すのが一般的
  • ただし数字で表すと漫画が進むにつれてインフレしやすい
  • 能力系は相性で調整が効く、が強い弱いが分かりにくい
  • 今作では物や概念が悪魔化しており、恐怖度が高いものほど強いとされる
  • この表現方法により絶妙な戦闘力推測をさせるに留めている
  • 例えるなら「花の悪魔」より「包丁の悪魔」の方が怖い、怖いという事は強い
  • 死の悪魔、など恐怖そのものの概念が悪魔化したものが一番ヤバイ、といったイメージである
面白ポイント

世の中にある恐怖度が高い物、概念程強い敵となる。この一見あいまいに感じる戦闘力設定こそ、SNSで考察を呼び現代のバズる作品作りのキーポイントとなっている

チェンソーマンの面白ポイント②「ジャンプ全否定の新しい主人公像」

  • ジャンプの主人公は「友情努力勝利」の3大原則のいずれか、または全てを兼ね備えている作品が多い
  • その中で今作主人公デンジは全てに興味が無い
  • これが現代社会の若者に近い感覚であり共感を生んでいる
  • パンにジャムを塗って食べる、女性をイチャチャする、それ以上は望まない、という思考回路の主人公
  • 出来るだけ頑張らずに普通の生活をしたい
  • 読者への共感を重んじるのであらばこの価値観が今後漫画作りに重要になるのではないかと考えられる
  • ささやかな夢を持つ主人公が理不尽な理由からブラックな仕事をさせられる、これはまさに現代社会の縮図ではないか
  • その主人公が敵をハチャメチャになぎ倒していく姿に爽快感を覚える人も多い
面白ポイント

今の若者に共感を生む主人公の性格。理不尽に対し、暴力でなぎ倒していく爽快感は、辛い状況の自分を重ねやすいのかもしれない

チェンソーマンの面白ポイント③「革新的な漫画表現」

  • バトル時、絵の構図がめちゃくちゃカッコイイ
  • 無茶なキャラクター像を成立させてしまう画力の高さ
  • 無数の有名作品オマージュが散りばめられておりファンを飽きさせない
  • これまでにない革新的な表現は評論家からも高い評価を得た

革新的表現【強さの表現として死者の名前を列記】

※作中のボス的扱いであった「銃の悪魔」の強さを打ち出す為、この悪魔が殺害したおびただしい数の人名を書き並べた。

革新的表現【本の背表紙をセリフとして利用した】

※吹き出しではなく本の背表紙にセリフを入れる事によって誰の発言かを不鮮明にし、読者に判断をゆだねるスタイルを取った

面白ポイント

圧倒的な表現力と画力。数々の名作を盛り込んだオマージュなどマニアをうならせる仕組みが盛りだくさん

ゆーくん

これまでの様々な漫画家が見開き1ページ全部使用。やコマを突き抜けてキャラが動く、など革新的な手法を試みてきましたが、チェンソーマンもまだまだ読者を驚かせる手法が登場するのでは、と期待できます。圧倒的表現力があるからこそ、痛快な戦闘シーンが成立するわけですね

YouTube STUDY POINT!!

【書籍解説】話題の漫画「チェンソーマン」の魅力をYouTuberから学ぶ まとめ

今回は今話題の漫画「チェンソーマン」について解説致しました。第一部は全11巻で既に発売済み。今から一気読みするには最高のタイミングです。ぜひお時間のある時に読んでみましょう。

またチェンソーマンでは数々のオマージュが登場することで話題になりました。

例えばチェンソーを持って、相手を襲うシーンは「悪魔のいけにえ」がオマージュされています。

その他にも

『女ガンマン 皆殺しのメロディ』『キル・ビル』『ヘルボーイ』など様々な映画作品が登場します。

チェンソーマンマニアの方はこの機会にオマージュ元の作品を視聴することもオススメします。特に「キルビル」は音楽や構図、アクションシーンなどチェンソーマン好きはハマルと思いますよ!


31日間のお試し期間で解約すると実質0円。ぜひお試しください。

あわせて読みたい記事

マコなり社長から学ぶ名作アニメ映画・漫画ランキング

ゆーくん

漫画、アニメ映画好きはコチラの記事も必見です。ナイスセレクトです。

今後もためになるYouTubeを様々な角度から探し出し、皆様にご紹介します!
それではまた。