今回はルールを知ると更に面白い「フィギュアスケート」について学びます
こんにちは!ためになるYouTubeまとめブログ管理人のゆーくんです。
ウィンタースポーツの中でも人気を誇る「フィギュアスケート」昨今、羽生結弦選手の活躍により、大きな盛り上がりを見せております。肝心の採点方法ですがどのような基準で行われているかご存知でしょうか。今回は教育系Youtuberの解説をもとに、フィギュアスケートのルールを把握し、より一層スケート観戦を楽しみましょう。
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【いまさら聞けない】フィギュアスケート ルール解説【初心者向け】出典:ポールチャンネル【フィギュアスケート】
- 【引用/出典】ポールチャンネル【フィギュアスケート】
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これだけファンが増えているスポーツにも関わらず、フィギュアスケートはメジャースポーツの中ではもっとも「ルールがわかりにくい」スポーツとも言えます。
たとえば、シングルの採点はショートプログラムとフリースケーティングという2種目があり、ショートプログラムではジャンプ、スピン、ステップからなる計7つの要素をこなし、その出来栄えで点数が上下すると…いうルールも、わかりづらいものです。
本書では、そんな難解なフィギュアスケートの技と採点のポイントを、例えば「テレビ中継を見ていて、ジャンプする前の左足と、膝の角度に注目」など、テレビ観戦で気になったことがすべてわかるように、イラストとテキストで平易に解説します。
フィギュアスケートのルール①専門用語を覚えよう
フィギュアスケートにはたくさんの専門用語が登場します。まずは単語の意味を覚える所から始めましょう。
- 技術点:(Total Element Score)の略、難易度と出来栄えによって計上される点数
- 演技構成点:(Program Component Score)の略、5つの項目とプログラムごとの加重係数によって計上される
- 基礎点:(Base Value)の略、全ての技には難易度に応じて基本点が配分されており、その技がいかにきれいに出来ているかで加算減算が行われる。よって高難易度を組み込むほど基礎点は高くなる。
- 出来栄え点:(Grade of Execution)の略、技の出来栄えによって+5~-5まで11段階で評価する。例えばトリプルアクセルの場合基礎点が8点であるが、4~12点まで出来栄えで点数が変動します。
- 加重係数:(Factor)技術点と演技構成点の配分を半々に慣らすための係数。男子SPで1倍、FSで2倍、女子SPで0.8倍、FSで1.6倍がかかる。
- スケーティング技術:(Skating Skills)プログラム全体の、スケーティングの質やスピード、その変化などで判定
- 要素のつなぎ:(Transitions)要素と要素の間の、ステップなどのつなぎに多様性があるか。
- 演技力:(Performance)音楽に合った身のこなし、スピードの変化、演技をしているか。感情、知性を使って伝えているか。
- 構成力:(Composition)調和のとれたプログラム構成、またハイライトの分布になっているか。
- 曲の解釈:(Interpretation)音楽を理解し、それに合った動き・表現がされているか。
フィギュアスケートのルール②競技の種類
基本カテゴリーは
男子/女子シングル
男子/女子ペア
男子/女子アイスダンス
ここに団体戦も存在します。
フィギュアスケートのルール③勝敗について
採点競技となる。審査員によって点数が付けられ1点でも多く積み重ねた選手の勝ちとなる。
ショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)も2つの演技で獲得した合計点が順位となります。
フィギュアスケートのルール④ショートとフリーの違い
ショートとフリーは演技の時間が異なります。終了時間が前後10秒までと決められています。演目の中で使用するジャンプの種類や回数が決まっており、決められた選択肢の中からいかに自分の魅力を引き出す構成を組み込むか、が重要となります。
初日に大会出場者全員がショートの演技を行い、上位24位が翌日以降のフリーに進出します。24位以下の選手はフリーを演技することなくそのまま最終順位となります。何としてもショートで上位に食い込まなければ、逆転は無いということですね。
フィギュアスケートのルール⑤採点方法
技術点(TES)+演技構成点(PCS)から減点を引いたものが採点結果となります。
内訳で見ると技術点は
- 【基礎点(BV)】
- 【出来栄え点(GOE)】
に分かれます。
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演技構成点は芸術面での評価と言われており
- 【スケーティング技術(SS)】
- 【要素のつなぎ(TR)】
- 【演技力(PE)】
- 【構成力(CO)】
- 【曲の解釈(IN)】
に分かれます。この5項目をそれぞれ10点満点(0.25刻み)で評価します。各項目の平均点(最大値と最小値を除く)を計上。
演技構成点は以上5要素にファクターと呼ばれる最大2倍の係数をかける事で最終点数となります。
ファクターは技術点と演技構成点の配分を同じくらいに整える役割を持っており、技術点が高くなる男子フリーでは、それに合わせて係数を2倍にし調整します。
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減点に関しては、転倒などミス発生時にカウントされる。主な減点対象は
- 転倒
- 演技中断
- 時間超過
- 髪飾り落下など衣装違反
また転倒は回数が増えると減点数が大きくなっていきます。
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教育系Youtuberから学ぶフィギュアスケートのルールまとめ
今回は採点が難しいと言われているフィギュアスケートのルールについて、概要をご紹介致しました。最近はテレビでも画面に演技中の技の難易度や、減点の様子が放映されるなど、出来栄えについて分かりやすくなりました。今回の知識と合わせれば更にスポーツ観戦を楽しむ事が出来るでしょう。男子スケートでは4回転ジャンプが主流となって来ました。圧倒的なスキル、美しい回転はもはや芸術作品のようです。ぜひこれからの世界選手権、オリンピックにおける日本人選手の活躍に期待いたしましょう。
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今後もためになるYouTubeを様々な角度から探し出し、皆様にご紹介します!
それではまた。