ゆーくん
ためになるYouTubeまとめブログ「ユースタ」へようこそ!
この国で生きて行く上で絶対に理解しておくべき法律の知識。学校では教えてくれないため、知らず知らずのうちに犯罪に加担していた、という事態にもなりかねません。
今回は人気弁護士YouTuberの解説をもとに様々なあるある事例から「それは犯罪かどうか」を学んでいきましょう。
ためになるビジネス系YouTuber動画紹介
正当な理由があれば女子トイレ覗いても大丈夫?【動画まとめ】 出典:岡野武志【アトム弁護士法人代表】
YouTubeの他にTikTokの投稿もバズっています。よくあるシーンが犯罪になるのかどうか、を現役弁護士の観点からバサバサと切っていきます。
各動画の再生時間が短いのでいくらでも見れちゃいますよ!
YouTube内容まとめ
一万円を盗むのと一万円の商品を盗む、どちらが重罪ですか?
罪の重さは一緒。ただし盗む時の行為の悪質さで内容が変わる。路上放置の1万円の自転車を盗むのと酔っ払いの財布から1万円盗むのとでは後者の方が悪質とみなされ前科が付く恐れがある。
プールで尿をする行為は犯罪ですか?
公園など公衆の集合する場所での放尿は軽犯罪法で禁止されている。プールの清掃費用が発生するほど汚した場合は業務妨害罪が成立する。
恋人と別れた時に今までのデート代やプレゼント代を請求することは可能か?
結論できない。あらかじめ恋愛関係が破綻した際のやりとりを同意書で記しておけば可能。プレゼントは贈与品となり送った段階で所有権が無いので不可能です。
痴漢容疑を掛けられた人が線路へ逃げていますが、あれは犯罪ですか?
線路内への無断侵入は鉄道営業法違反で罰金が発生する。更に新幹線の線路だと特例法違反も発生、実際に業務に支障が出た場合は威力業務妨害罪。電車の脱線など事故につながる行動があった場合、往来危険罪が発生する。更に損害賠償も請求される場合があり絶対に入ってはならない。
何もやってないのに自分で警察に罪を犯したと言ったらどうなりますか?
虚構の犯罪を警察に伝えることは、軽犯罪法の違反となる。また真犯人をかばうために嘘をついた場合は犯人隠避罪になる。
階段などの高低差によって女性のスカートの中身が見えてしまうのは犯罪でしょうか?
結論犯罪ではない。卑猥な言動が罪に当たるので、あからさまに覗いたりしなければ問題ない。
人の炭酸を振ったら犯罪ですか?
理論上は器物損壊罪となる。物を壊すだけではなく、物の使い道を無くす際にも発生することがある。知り合い同士の悪ふざけで逮捕されることはないが、悪意を持って他人の炭酸飲料を振ると場合によっては捕まる
18歳未満同士、13歳未満同士(の性行為)は犯罪ですか?
大人が18歳未満の子供に手を出すと合意のあるなしに関わらず淫行罪。17歳同士の場合法律的には罰を受けない。大人が13歳未満の子供に手を出すと合意のあるなしに関わらず強制性交罪。12歳同士の場合法律的には罰を受けない。
盗撮とはどこからが盗撮となるのでしょうか?
人の性的な部分を隠し撮りすると基本アウト。またスマホをかざしたり、撮影目的で配置するなど撮影前でもアウト。民事の場合は、社会的、一般的にそれは故意ではない、仕方がないと判断されると賠償などは免れる。風景撮影の映り込みなどがこれに当たる。
罰金刑になった時罰金はどこに払うのですか?払わないとどうなりますか?また払ったお金はどうやって使われますか?
罰金刑は基本命令した機関に振り込む。分割払いは無い。払わなければ財産の強制執行が発生する。それも出来ない場合は労役場留置といって刑務所で日当5000円程度で強制的に労働させられる。振り込まれたお金は税金と同じで一般会計歳入予算に組み込まれる。
浮気ってどんな法律で裁けてどれくらいの慰謝料を請求できるんですか?
結婚している夫婦の浮気は民法上の「不法行為」として裁かれる。慰謝料は50万~300万程度。未婚は慰謝料請求できない、ただし同棲期間が長く、婚約寸前などであれば請求できることもある。基本的に請求は浮気相手2名に対して請求可能。
弁護士YouTuberから学ぶ「これは犯罪になりますか?」まとめ
今回は現役弁護士である岡野武志さんから日頃の生活で、これってもしかして犯罪?と考えてしまう悩みについて解説を頂きました。
投稿されている動画の中で「そもそも法律とは何なのか」を分かりやすく解説されたものを最後にご紹介します。
- 刑法とは「罪」と「罰」を定めた法律である
- 罪とはこれをすると罰を与えるという物
- 罰とは罪を犯すとこのような償いを受けてもらうと定めたもの
- 刑法とは国民を縛るものではなう、裁判官や国家を縛る為に存在する
- 罪の内容、罰の重さを定めておかないと、軽犯罪で死刑になったり、無罪が有罪になったりする
- そんな国では安心して住めない
- 結果国民の安心した生活を作り上げてるために刑法は存在する
- 国や裁判官が暴走することを防いでいる
ということです。
確かに中世や国によっては国家や警察などが暴走し、無罪の国民が捕まえられたり、という事をよく耳にします。
正しい秩序の上に、初めて平和や幸福は訪れるものだとおもいます。ぜひ皆さんも正しい法律知識を身に付けて、自分自身だけではなく、周りで道を踏み外しそうになっている方がいれば助けてあげましょう。
ためになるYouTube関連書籍
いじめや虐待は犯罪です。
人を殴ったり蹴ったり、お金や持ち物を奪ったり、SNSにひどい悪口を書き込んだりすれば、大人であれば警察に捕まって罰を受けます。
それは法律という社会のルールによって決められていることです。
けれど、子どもは法律を知りません。
誰か大人が気づいて助けてくれるまで、たった一人で犯罪被害に苦しんでいます。
もし法律という強い味方がいることを知っていたら、もっと多くの子どもが勇気を出して助けを求めることができ、救われるかもしれません。
そのためには、子ども、友だち、保護者、先生、誰でも読めて、法律とはどんなものかを知ることができる本が必要、そう考えて作ったのが本書です。
小学生でも読めるように漢字にはすべてルビをふり、法律のむずかしい用語もできるだけわかりやすくして、イラスト付きで解説しています。
大人でも知らないことがたくさんある法律の世界、ぜひ子どもと一緒に読んで、社会のルールについて話し合ってみてください。
ゆーくん
それではまた次回の記事でお会いしましょう!